| 優れている点 ISOの体制・手法が定着しつつあり、仕事が効率的に進められ、計画が着実に実行されている ISOの認証を受け、毎年指導、監査を受けながら、仕事の進め方の見直し、改善が推進されてきている。その結果事業の運営面でP(計画策定)D(計画実行)C(進捗状況の管理)A(対策立案と改善の計画への反映))のサイクルが回るようになってきている。これによって、全ての問題について現状分析が必ず行われ、計画達成の指標が明示されるため、達成状況・課題が明確に分かり、改善への取り組みが効率的に行われている。20年度は、管理職、指導監督職が毎月1回ISOの指導を受け、計画の着実な実行とISOの定着を更に図るようにしている。 利用者一人ひとりを大切にした暖かくきめ細かい介護が行われている。 非常勤職員が多い職場ではあるが、課長・主任がリーダー性を発揮し、OJTをしっかり行い、職員が一体となってきめ細かい介護を行なっている。散歩・カラオケ・体操・レクリェーション等の日常活動もバラエティに富んでおり、一斉活動に入れない人には個別メニューを用意し、待ち時間にはさらに別のレクリェーション集で対応し、サービスの質の向上に日々努めている。利用者調査でも、送迎時の笑顔・態度、また介護職員の優しく礼儀正しい対応に高い満足度が伺われ利用者との充分な意思疎通を基に、暖かくきめ細かい介護が行われている。 マニュアル・書類が整理整頓され日常的に有効に活用されている。 各マニュアルを始め、介護支援計画書、アセスメントシート、業務要領書、日誌、各モニタリングの記録類等がしっかり作られており、しかもそれらが使いやすい場所にきちんと整理して置かれ、充分その機能を果たしている。その結果一人ひとりの介護も職員によってばらつくことが無く、同一のケアが行われ、新しく入った職員にも大変解り易くなっている。また過去の記録もきちんと整備されており、振り返りも出来て慌ただしい介護の中で大きな役割を果たしている。 改善すべき事項 利用者の安全確保の組織的・継続的(計画的)推進 品質方針に’リスクマネジメントの徹底’課の年度運営方針に’安全で安心でき・・・・’を謳い、年度の目標を立てて、利用者の安全確保に取り組み成果を上げている。安全は、利用者にとって最優先の課題であり、常に事故ゼロを目指した取り組みが求められている。また、10年ビジョンの合言葉”あなたがいてくれて良かった”と思える風土の基盤となるものである。そのために、今後は更に、安全基本方針の明示、安全推進組織等の体制整備を行なうと共に、安全・健康に関する年度計画を策定し、常時課題を設定して継続的・計画的に取り組むことが望まれる。 トイレ・風呂等設備面の改善を 入浴・排泄介助とも職員により大変きめ細かい、暖かい介助が行われているが、設備面での改善が望まれる。トイレは、手すりが片方にしかなく片麻痺の人には使いにくい、一般用のトイレは狭く介助しにくい、ドアが内側に開く構造になっており使いづらい、車椅子用トイレが一つしかなく、食後など混み合っている時にゆっくり使用できない等の不便さがある。浴槽は、臥床用がなく利用者に合った介助がしにくい。今後さらに高齢化・重度化していく利用者のためにも、日々介護している職員のためにも積極的な改善を望みたい。 機能訓練が充実するよう検討・工夫が望まれる 現在、集団レクリェーションではリハビリを取り入れ、個人別には日常生活で活かすという視点でそれぞれプログラムが作られている。リハビリチェック表で成果の見直しも行われている。しかし、利用者調査ではより専門的な機能回復訓練の実施を希望する声があり、職員からも同様な意見が出ている。看護職員の人数減という問題はあるが、事業所として、工夫・検討が望まれる。 |