川崎区 観音町保育園(公立) PDF 印刷 Eメール

総 括

評価機関名福祉サービス第三者評価機関しょうなん 株式会社フィールズ
評価実施年月平成20年 10月 ~ 平成21年 3
公表年月平成21年 4
対象サービス保育所
対象事業所川崎市立観音町保育園
事業所(所在地)川崎市川崎区観音1-10-3

総合評価(優れている点、独自に取り組んでいる点、改善すべき事項)

[施設の概要]

 

川崎市立観音町保育園は川崎区に、昭和487月に開所した保育園です。静かな住宅地の中に、小学校に隣接して863.2㎡の広い園庭と鉄筋2階建て(526.7㎡)の保育園となっています。

 

当保育園は「在園児や地域の子どもたちの健やかな成長を願って、それぞれの家庭への子育てを支援し、家庭との連携を図りながら、成長の喜びを共感していく。」の保育理念の下に定員95人の保育を行っています。

 

職員は17名の正規職員と11名の非正規職員(非常勤、臨時)とで、0歳児から5歳児までの現在の入所107人に対して、通常保育の他に延長保育、障がい児保育も行っています。

   

≪優れている点≫

 

1.チームワークによる温かい保育

 

園長を中心に職員同士良好なチームワークを育み、情報を共有化して園児の意向を大切にした温かい保育に専念しています。

  

2.職員参加による保育環境作り

 

職員全員で、昨年の夏に園内の環境作りに取り組みました。園内の壁も職員自らで塗り替える大規模な取り組みです。保育室内の環境も見直し、遊具棚の作り直しもしました。

 

環境を変えていくということは点検にもなり、安全管理へと繋がっていきました。園内はよりきれいで整頓された環境となり、子どもの怪我も減り、良い相乗効果となりました。昭和48年の開設ですが、きれいで整頓され、職員や関係者による手作りの作品やおもちゃに囲まれた温かく家庭的なぬくもりのある環境となっています。

 

また、園庭が広く、日当たりの良い所で園児がのびのびと安全で快適に遊べる場所を確保しています。

  

3.体験による食育

 

年間食育計画を立て、子どもたちによる栽培・収穫、行事食の提供、クッキング等を通して、食材への関心や食べる意欲を育てることや食文化を伝えることをしています。

 

お月見団子作りでは、団子を丸めてお湯の中に入れてゆでるところから経験してもらい、「下に落ちて上がってきたらあがったよ」と教えました。やけどなどの怪我があってはいけないという縛りがある中、「経験は宝になる」「お料理をやってみたいという気持ちのきっかけになれば」と思って実施しました。お餅つきでは、うるち米やもち米を触り、カレー作りでは、ルーを作るところから見せました。

  

≪さらなる取り組みが期待される事項≫

 

1.情報の共有化の徹底

 

 正職員以外へは、ミーティングノートや伝達により情報の提供は適宜行われていますが、利用者にとっては区別なく同じ保育者であることを念頭に、各種会議にも参加の機会を持って、園全体として、なお一層の情報の共有化を図られることが期待されます。

  

2.保護者との連携の強化

 

園では、懇談会、保育参観、保育面談、連絡ノート、行事毎にアンケートを取る等、保護者の意向を汲み取るように努めています。また、園だより等の各たよりや保護者協議会の場等にて園からの情報を保護者へ提供しています。しかしながら、保護者の中には園の方針や保育内容を充分に理解していない状況も見受けられます。「家庭との連携」をすすめるためにも、積極的な情報提供や啓発活動の検討が期待されます。

 
 

評価領域ごとの特記事項

1.人権の尊重

・職員は、子どもの人権を尊重し、子どもの気持ちを大切にした保育を心がけています。

 

・保護者には、子供の人権について、機会を捉えて具体的な例を上げて説明しています。

 

 

2.意向の尊重と自立生活への支援に向けたサービス提供

・子どもが、自分の思いや意見を大人に伝えることができるように、保育の中には子どもが選択できる場面を多く用意することも大切にしています。感情表現や発言ガ控え目な子どもにはたくさんの言葉かけをして話せるようにしています。

 

3.サービスマネジメントシステムの確立

・保育計画は、当園をどのように育てていくのかという視点も含めて改めて見直し、職員間で検討して作成しています。

 

・指導計画は、日々のミーティング、乳・幼児会議、全体会議、期毎の会議、園内研修(ここは、ケース会議の場でもあります)にて、定期的かつ随時の評価・見直しを行っています。

 

 

4.地域との交流・連携

・地域住民の育児相談には、いつでも来園、電話を受け付けています。地域住民のために、園庭を月曜日から金曜日までの午前中開放しています。地域住民向けに園外掲示板で「子育てフェスタ」などの情報を知らせています。

 

5.運営上の透明性の確保と継続性

・園の運営状況はインターネットのホームページで開示、公表しています。玄関には、保護者、来園者、見学者などに向けて配布物用のラックを設置し、誰でも自由に取れるよう配慮しています。

 

6.職員の資質向上の促進

・職員は年間計画の一覧表を参照して公平に研修受講できます。

 

・研修の情報を全職員に提供し希望者・ミーティング・回覧・割り振るなどの経過をとって職員に研修受講を決めています。

 

 

詳細評価(PDF 85KB)へリンク