麻生区 あさのみ保育園(私立) PDF 印刷 Eメール

総 括

評価機関名社会福祉法人  川崎市社会福祉協議会
評価実施年月平成2011月~平成214
公表年月平成214
対象サービス保育所
対象事業所社会福祉法人 長寿福祉会 あさのみ保育園 
所在地215-0021川崎市麻生区上麻生3-22-14

総合評価(優れている点、独自に取り組んでいる点、改善すべき事項)

優れている点

① 多様な子育てニーズを事業へ反映させています。

多機能型保育園として開設された当園は、乳児保育(産休明け)・延長保育(20時まで)・一時保育・障害児保育、及び地域子育て支援センター事業を実施し、子育て支援に努めています。

 

 食育に力を入れています。

 

 

毎月、栄養士と保育士が連携を取り合いながら食育活動を行っています。野菜や果物を子ども達が描いたり、クイズ形式で食物について学ぶ等の取り組みをしています。また、プランターで人参・玉葱・じゃがいもを栽培、収穫して、3・45歳児が調理にも参加する「カレーまつり」は子ども達に好評です。更に、実った稲を精米して、おにぎりを作る等の調理保育も採り入れています。節分には、鰯の献立があり、なぜ、鰯なのかを「給食だより」に紹介し、レシピ等も保護者に提供しています。

 

③ 研修担当者が中心となり、研修計画を作成して、内・外部研修の受講に力を入れ、職員の育成に努めています。

 

外部研修は川崎市保育会の研修を中心に受講し、その内容は報告会で発表され、職員間で共有しています。園も受講日に合わせて勤務体制の調整を図り、協力をしています。

 

④ 年齢に応じて当番や役割を採り入れ、ルールや責任感を育んでいます。

 

3歳児からは朝会の司会・給食時の挨拶等の役割を当番制で、更に5歳児クラスは花や昆虫の世話・保育室のゴミ捨て等を担っています。5歳児はカブトムシの世話しながら、4歳児に飼育方法を教えています。代々の5歳児クラスに受け継がれた役割です。

 

⑤ 子どもたちが充分に遊ぶことができるように、玩具・遊具を質・量ともに準備しています。

 

保育室以外にも玩具・遊具類を一括して保管室に収納・管理し、クラス担当保育士は子ども達の発達段階や人数に合わせて適宜に提供しています。また、ママゴト道具やボタン合わせ等の保育士手作り玩具も多々あります。

 

  改善すべき事項

    苦情相談受付窓口・担当者が分かり易く記載された書面を「園のしおり」に掲載し配布していますが、園内の掲示をより保護者の目につき易い場所に掲示することが望まれます。

 

②  川崎市における歴史的・社会的背景を積極的に学習する機会を持つことが望まれます。特に、外国人市民が多く暮らす特性を知る研修を行なうことが好ましいです。

  

評価領域ごとの特記事項

1.人権の尊重

 保育士は園児をひとりの人格ある人として向き合う姿勢を取っています。また、デイリープログラム等で、人にはそれぞれ違いがあること、それを尊重することの大切さを伝えています。外国籍の園児や障害児も在籍していますが、子ども達は特段に意識することなく自然に受け入れています。また、性差への意識も保育士や子ども達には見受けられませんでした。

  
2.意向の尊重と自立生活への支援に向けたサービス提供

 保育士は子ども一人ひとりの思いを受容し、理解するように努め、衣服の着脱、排泄支援等の基本的生活習慣は子どものやろうとする気持を大切にし、自立支援に配慮しながら関わっています。

  
3.サービスマネジメントシステムの確立

園長は、年度初めに職員の役割分担を明確にし、全職員に規範や倫理を周知しています。また、運営・リーダー・職員・カリキュラム・クラス・ケース・給食会議等を設定し、職員がそれぞれに参加しています。

 

 玄関ホールにコミュニケーションポストを設置し、保護者からの要望や意見を受け付け、「苦情解決体制について」の文書が掲示され保護者に周知しています。

  
4.地域との交流・連携

 地域子育て支援センターを園内に併設し、1日、親子16組が利用できる予約制を採っています。利用者は互いに情報交換をしたり、経験豊富な専任職員に育児相談をしています。

 

 中高生の職業体験・実習生等の受け入れは、副園長を担当者として体制を整えています。また、療育センター等との連携や市教委情報のメールを得るなど園児の安全に努めています。近隣の小学校と園児の交流や小学校教員との連携も図られています。

  
5.運営上の透明性の確保と継続性

 保育目標及び方針が策定され、「保育計画」・「園のしおり」・「パンフレット」等に明文化し職員や保護者に周知しています。また、保育目標を玄関に掲示しています。

  
6.職員の資質向上の促進

職員は内・外部研修に参加し、その内容は研修報告会議で発表され、職員間で共有しています。

 

保育については担当保育士がカリキュラム会議・クラス会議・ケース会議等に参加し、指導計画作成に関わり、評価・反省が検討されています。

  
詳細評価(PDF 368KB)へリンク