《優れている点》 ◆ 医務体制の充実 ◆ ●診療業務を委託している北里大学東病院の看護師が24時間体制で常駐し、施設の生活支援員と連携しALS患者や遷延性意識障害の方の受け入れを行っています。施設の毎朝の連絡会へ北里大学東病院の医師、看護スタッフが参加するなど、少なくとも1日2回は情報交換を行うことが緑風園看護業務マニュアルで定められています。また、北里大学東病院・本院への通院は施設車両にて看護師付添いのもと実施されています。 ◆ 積極的なボランティア・社会資源の活用 ◆ ●地域支援課に担当窓口であるボランティアコーディネーターを置き、ボランティア台帳が整備され、ボランティア受け入れ数は年間2847件(平成19年度実績)あります。 個別外出における有料ヘルパー・福祉タクシー利用のサポート、送迎・外出の付き添い・衣類補修・車椅子清掃・傾聴・歌や踊り・ドライヤーかけ・化粧 等のボランティアのコーディネイトなど、他機関との連携、ボランティアの活用、開発を行っています。日曜日に実施しているボランティアによるコンサートは月2回以上の来園実績があります。 ◆ 障害程度に合わせた日中活動支援 ◆ ●生産活動(内職・陶芸・七宝・手芸)、余暇活動(「リラクゼーショングループ」・散歩・外食・買い物・音楽療法)、外出支援(遷延性意識障害等の利用者、ALS患者の方に対しても、看護師付添いでハンディキャブを使用し外出)が障害の程度に応じて職員・看護師が付き添うなどして実施されています。 ◆ 定期的に利用者の声・要望を聞く体制 ◆ ●K-フレンズ(かながわ障害福祉ネットワーク)や第三者委員が定期的に来園し、利用者が相談できる体制が整えられている。 ●月1回、各ホームのホームミーティング、利用者自治会との連絡会(毎月第3火曜日)が開催され、利用者の意見収集、要望を確認する機会として位置付けられています。 《独自に取り組んでいる点》 ◆ サービスの質の向上に対する取り組み ◆ ●園内研修として、5つのプロジェクト(ソフト食導入プロジェクト、看取りプロジェクト、重度・高齢化プロジェクト、地域生活移行プロジェクト、経管栄養の半固形化プロジェクト等)が計画されています。各所属職員の積極的な対応により、効果的な結果が導かれ、実践されていることに、組織としての前向きな対応を見ることができます。 ◆ 日常介護での個別支援の周知 ◆ ●「利用者の介護状況」「個別対応マニュアル」が整備されています。それには、利用者個別の留意事項、排泄支援についての個別の援助方法、健康管理、等の記載があり、日常介護で個別の対応を行うよう配慮されています。 《改善すべき事項》 ◆ 他施設での不具合事例検討による事故予防 ◆ ●他施設で発生した不具合事例に対し注意喚起を行うことにより日々、自園における事故予防に努められています。しかし、さらなる事故予防を期するためにも、他施設での不具合事例の原因を分析し、自園においても起こりうるケースに対する予防策を検討することが期待されます。 ◆ 記録管理方法の再見 ◆ ●必要な記録の一部が、パソコンにより作成され、保存管理されていました。しかし、現状では紙媒体による記録類の管理が主体であり、今後、そのファイリングや保管場所等の管理が困難になることが予想されます。紙媒体を少なくするためにも、パソコン等の電子媒体による文書の管理の推進の努力が期待されます。 |