くぬぎ台保育園分園 PDF 印刷 Eメール
 
評価機関名社会福祉法人神奈川県社会福祉協議会
評価実施期間平成19年7月~平成20年3月公表年月平成20年3月
対象サービス保育所対象事業所社会福祉法人晴翔会くぬぎ台保育園
 

総合評価(優れている点、独自に取り組んでいる点、改善すべき事項)

優れている点:

○保護者アンケートでは、園のよい点として、保育内容では「異年齢児保育」「地域の方や高齢者との交流」といった様々な世代間・地域との交流、「体育・英語などの取り入れ」などが挙げられているとともに、職員の姿勢では「子ども一人ひとりに目がいき届いている」「子どもの名前を覚えてくれている」などの意見も多く挙げられている。

○ランチルームは厨房とカウンターをはさんで隣接しており、調理する人の様子が見えるようになっている。お弁当を持参する日はテラスや園庭での食事など喫食環境に変化をつけて、楽しめるようにしている。図書室のほか、各保育室や玄関にも図書コーナーがあり、いつでも本に触れることができるようにしている。

○オープンルームで異年齢のグループを作り、活動している。地域の高齢者とふれあう活動を日常的に取り入れ、季節的な行事、歌や遊び等の交流会や手芸等の教えを受けるなどの交流をはかっている。

 

 

 独自に取り組んでいる点:

○子ども一人ひとりに、年齢、発達の目安やねらいを持ち、成長の経過記録「乳幼児の育ちを保護者と共有する為の経過記録」を作成し、家庭と保育園とのコミュニケーションを密にしている。さらに、年度末には子ども一人ひとりの成長記録をまとめ、次年度に繋げている。職員会議やクラス別の打ち合わせで、子どもへの個別配慮事項と適切な関わり方について検討し、年齢に沿った発育、発達を促せるようにするとともに、園内研修により遊びの充実をはかっている。

○0歳児、1歳児は毎日連絡ノートを用いて家庭と保育園での様子を伝え合っている。日頃の保育の様子を写真に撮り掲示しているほか、ビデオ撮影し、本園では懇談会時に、分園では降園時に保護者に観てもらっている。保育参観の予定を立て、保護者が時間を選び、参加できるように工夫している。行事は保護者の参加のもとで行っている。

○本園の幼児クラスでは、体操、英語教室などを取り入れている。また、外遊びや散歩を通じて、様々なものを観察したり、ふれる体験を大切にしている。分園では、発達やその日の体調に合わせて、システムマットやアスレチックなどの遊具を設定し、身体を動かすことを楽しめるようにしている。また、1歳児は散歩など園外保育を取り入れている。

○食への取り組みとして、保護者のアンケートを基に、栄養士が中心となって職員研修会を行い、保育士の食への意識を高めている。食育計画を年間で4期ごとに作成し、効果の検証と反省を行いながら、食育に取り組んでいる。また、保護者向けに試食会を行ったり、給食サンプルの展示や、献立表に給食便りを載せて、保護者への食に関する情報提供を行っている。

○地域の子育て家庭への支援として、育児相談に随時、対応しているほか、保育園見学、体験保育、一時保育(本園のみ)を実施している。また、こどもセンター等での出張保育を実施している。乳児期は特に身体に触れてあげることが大切であることを保護者に伝えるために、ベビーマッサージや赤ちゃん体操等を地域の子育て家庭向けにも実施している。

 

評価領域ごとの特記事項

人権の尊重

○園児や保護者に対する適切な言葉遣いや態度については、「職員勤務心得マニュアル」に基づく職員研修により、全職員で共通認識をもって、保育に取り組んでいる。

○神奈川県個人情報保護条例に基づく個人情報取扱業務登録をしている。また、個人情報保護管理規程を定め、職員会議等で個人情報保護について研修を実施して職員の意識の共有をはかっている。実習生や見学者に対しては、オリエンテーションの際に守秘義務の徹底をはかっている。

 

意向の尊重と自立生活への支援に向けたサービス提供

○家庭との連絡・情報交換は、家庭との連絡ノート、園だよりやクラスだよりのほか、家庭と保育園で相互にやりとりをする「乳幼児の育ちを保護者と共有するための経過記録」を作成している。

○懇談会(年1回)や個別面談のほか、わくわくファミリーフェスティバル(運動会)、発表会など保護者が来園する行事の機会をとらえて、保護者アンケートを実施し、保護者の希望や意向の把握に努めている。保護者が意見や要望等を出しやすいように「メッセージボックス」を設置している。

 

サービスマネジメントシステムの確立

○子どもが触れるおもちゃ、布団、砂場等の物品の除菌・消毒の取り決めは、「衛生管理マニュアル」に定め、オゾン殺菌装置を設置し、布団等の消毒を実施し、衛生管理に努めている。消毒薬や洗剤などの危険物の取り扱いは、マニュアルに管理方法等を定め、点検実行記録をつけて、安全管理に努めている。

○季節によって発生しやすい感染症への対策は、クラスだよりや市の保育課から送られてくる「保健だより」を配付し、保護者への情報提供を行っている。また、感染症等の早期対応の目安を記載した冊子を予め配付し、感染症予防・対応に対する保護者の意識を促している。

 

地域との交流・連携

○地域の子育て家庭向けに、一時保育(本園)、体験保育、離乳食などの食事指導、赤ちゃん体操やベビーマッサージ、育児相談や育児図書の貸し出し、こどもセンター等での出張保育「くぬぎの森」などを実施して、交流をはかっている。

○小・中学生との交流、隣接する高齢者向け優良賃貸住宅などに在住の地域の高齢者との交流を積極的に取り入れ、世代間交流を行っている。

 

運営上の透明性の確保と継続性

○第三者評価項目にそって、2年前から全職員で自己評価に取り組み、その結果を基に、各種マニュアルの見直しをはかるなど、保育園全体でサービスの質の向上に取り組んでいる。

○保育園の運営や事業内容に地域からの理解が得られるよう、ホームページを設置し、情報開示や情報提供を行っている。また、保護者に保育園での子どもの様子をみてもらう機会として、日頃の保育の様子をビデオ撮影し、本園では懇談会時に、分園では降園時に保護者に観てもらっているほか、わくわくファミリーフェスティバル(運動会)、発表会など保育参観や保育参加の機会を設けている。

 

職員の資質向上促進

○保育理念や方針については、基本方針マニュアルに掲載しているほか、職員採用時の新任研修や年複数回行う職員会議で取り上げて、職員の基本姿勢の共有化をはかっている。

○外部研修の研修成果の共有のため、研修受講後には復命書を作成し、職員会議で研修報告を行っている。復命書は年度別に整理し、職員がいつでも閲覧することができるようにしている。また、年度ごとに重点的に取り組むテーマを設定し、計画的に職員研修を行っている。

 

 評価詳細(PDF 97.6KB)