【園の概要】 ○社会福祉法人徳栄会「もんもん保育園」は、平塚市の南西部の住宅地に、平成4年4月神奈川県で初めての夜間保育園として開園した私立保育園です。徳栄会は他に放課後児童健全育成事業「なでしこ児童クラブ」、乳児夜間保育所「苗・もんもん保育園」を運営し、0歳~10歳までの乳幼児及び児童を一貫して保育する体制を整えています。 ○当園のモットーは「食事」と保育士の「愛情」です。「食事」は子どもの体を育て、「愛情」は子どもの心を育てるという信念のもとに保育を実施しております。園が行っている利用者アンケートでは、保護者から「子どもも自分も変わった」、「自分だけではこんな良い子に育てられなかった」と感謝されるケースもあり、質の高い保育へのこだわりが感じられます。 ○保育時間は午前7時から午後10時まで、1日2回昼食と夕食の完全給食を実施しています。さらに延長保育、一時保育など、多様な保育形態に応じています。職員総数は17名、園長、主任保育士、保育士、栄養士、調理員、事務長の体制で、国の基準以上の職員を配置しています。保育士の中には社会福祉士、精神保健福祉士の資格を保有する人もいます。県内での夜間保育園のさきがけとして自負を持ち、保護者の就労支援に意を注いだ園の運営に全員で取り組んでおります。新園開園に伴い、平成20年4月より定員60名から45名、対象園児は2~5歳から0~5歳へと業容変更予定です。 ○今回の第三者評価にあたり、保護者へのアンケートを行いましたが、回収率が87.3%と高率で、園と保護者との良好な協力関係が窺えます。 【優れている点】 ○保育園向けのソフト「園児管理システム」(園の運営に関する総合管理システム)を核として、各種マニュアルをも整備、それらを活用した運営システムで園長のリーダーシップのもと、全職員一丸となった熱意ある取り組みがなされています。 ○保育サービスの内容の評価見直しは、本年度から「QC活動委員会」(保育サービス向上を検討する委員会)を設け、職員全体での取り組みとなっております。年に4回開かれ既に多くの成果をあげています。 ○保育目標に「食育を通して命の大切さを知り、丈夫な体を作る」とあるように保育と同じように給食指導計画を作成、「食育活動委員会」を設け積極的な食育活動を行い、保護者からも好評を得ています。 ○保護者個人面接、父母の会、家族交流会、アンケート、連絡帳、意見箱の設置など保護者の意向を聞こうとする体制が整っており、保育に反映させています。併せて情報誌「Nami no Oto」を毎月発行して保護者との連携を深めています。 ○「自分なりの一流をめざし、もんもんブランドを確立させる」をテーマに職員の研修計画を立案し、平成18年度では延べ80回の研修を職員が受講しています。その結果、職員の保育能力の向上が図られています。 ○園外保育を積極的に行っており、園庭がやや手狭なことから、近隣の公園の散歩を多く取り入れる他、多様な園外活動を実施しております。例えば、遠足(月1回)、花火大会見物の他、大型バスを利用しての異年齢交流としても、サファリパーク見学、都内テレビ局見学、みかん狩り、地引き網などを行っております。平成18年度では、こうした活動が延べ29回行われ、体が丈夫で協調性を備えた子どもの育成に努めています。 ○「意見・要望・苦情に関するマニュアル」を独自に作成し、利用者に安心して相談しやすい環境づくりをしています。 【独自に取り組んでいる点】 ○園長の発案により発足した子育て支援活動「あーんとあんと」は、民生委員、児童委員と連携し、長年、活動を展開することで地域の子育て家庭の人たちとの良好な関係が築かれ、大きな評価を得ています。主な活動内容としては、子育て家庭の人たちの仲間作りの支援、安心しておしゃべりができる場の提供であります。また、園の嘱託医による医療相談、栄養士による人気給食レシピの紹介、食事作りなどを行い、園全体で子育て支援に取り組んでいます。 ○夜間保育園として1日2回の完全給食を行っております。安全を追求した食事提供を目指し、食材調達においては、可能な限り無添加、無農薬の食材、あるいは遺伝子組み換えを行っていない食材を選んでおります。 ○外部専任講師による「英語遊び」、「体操遊び」などを保育メニューに取り入れ、保護者の要望に応える園の運営がなされています。 【改善すべき事項】 ○マニュアル類は整備されているが、その制定日、改定日及び作成者の記録がなかったものが見受けられました。整合性を維持管理し、見直しをするためにも必要ですので、是非履行されることを望まれます。 |