≪施設の特色≫ 当園の母体企業では、冠婚葬祭やホテルなどの事業を経営しています。当法人でも高齢者施設や系列の保育園を運営しています。近隣は古くから住む住民と新しく転入してきた住民が入り混じり、自治体活動などはそれほど活発には行われていない状況です。近くには、市の事業として住民参加型の地域生活支援活動やふれあい交流などを行う拠点である、福祉村があります。 《特に優れている点》 ○延長保育、夜間保育、休日保育を行い保護者の就労の強い味方になっています 当園は、平日は午前7時から午後10時まで(昼間保育は午前7時から午後6時、夜間保育は午前11時から午後10時)、休日は午前8時から午後6時30分まで、365日開園している保育園です。平日は延長保育を利用することもできます。夜間保育に登録している子どもは、必然的に登園時間が遅くなりますが、そういったことにも対応しています。また、休日保育も行っているため、土・日曜日が出勤の保護者にとっての拠りどころとなっています。365日開所しているため、家庭以外での生活の場を統一することができ、子どもと保護者の大きな安心につながります。保護者アンケートの自由意見にも、「長い時間あずけていても安心できると思っています」「一緒に子育てをしてもらい、園長先生をはじめ先生方には、家族の一員のように接することができます」「園での生活や先生方の対応に関しては非常に満足しています」など、園に信頼を寄せる声が見られます。園全体が一丸となって、子どもが安心して過ごせる環境の提供に努め、保護者の就労支援として強い味方になっていることがうかがえます。 ○廃材を使って工夫した造形活動に取り組んでいます 当園では造形活動を計画的に取り入れ、作品展で保護者に発表する機会につなげています。そのなかでも、廃材を利用したユニークな作品がたくさんあります。例えは、家の取り壊しで不要になった障子を寄付してもらい、5歳児がそこに文章を書いて飾ったり、ペットボトルのキャップを利用して、魚をかたどり水族館を作ったり、新品のワイシャツの間に挟まっている透明の板と画用紙を使って、動かすと絵が変わる不思議なアートに大変身させたりしていました。子どもたちが一つ一つ作った時の様子を説明してくれて、楽しく作った様子もうかがえました。 ○限られた施設環境を有効に利用しています 当園は土の園庭がない代わりにテラスと屋上が園庭になっています。屋上やテラスにはブランコや太鼓橋などの固定遊具のほか、1階から3階までの高さを利用した滑り台があります。もちろん落下防止のための安全対策も万全にされています。1階には砂場も設置され、子どもたちが開放的に遊べる環境を設定しています。同法人運営で隣接する高齢者施設の利用者が、すぐ近くで子どもの遊ぶ様子を毎日見ることができ、子どもたちも近所のおじいちゃん、おばあちゃんに接するように気軽に声をかけています。廊下には大きな吹き抜けがあり、陽光をたくさん取り入れる工夫がされて園内が明るく感じられます。 《今後の取り組みに期待したい点》 ○個人情報の取り扱いやプライバシー保護について、さらなる周知、徹底を期待します 「個人情報保護に関する基本方針」が作成されており、職員会議で周知しています。園内各所に掲示もされていますが、保護者への案内がこの掲示のみにとどまっています。今後は進級の説明会などで説明することや、個人情報使用の同意書の取得などを検討されることを期待します。また、守秘義務については入職時に園長より職員に説明しています。ボランティアや実習生に対しても、オリエンテーションで説明しています。今後は、誓約書の導入を検討されることを期待します。 ○各種マニュアルを活用し、さらなる業務の標準化に期待します 当園には各種マニュアルが整備され、子育て支援室(職員室)に保管されています。今後は使用頻度の高いものや重要部分、特に現場で必要とされる部分などを抜き出し、個々の職員に配付したり、各保育室に常備したりして、さらにマニュアルを活用しやすくされることを期待します。 |